インターネットビジネスサイトの調査
ネットビジネスを始める経緯、会社の状況はどうか、過去数年の売上高の推移、会社の規模、何を売っているのか、どのようなサービスを提供しているのか、ネットで売るメリットは?、実店舗との違いは?、このショップの工夫/独創点、ターゲットは誰か、戦略は何か、なぜ成功しているのか、配達方法、代金支払い方法、ネットショップのホームページ構成、商品の展示の仕方、消費者が購入して商品が届くまでの流れ、問題点/課題、自分たちの意見/感想などについてわかる範囲でまとめてください。
調査した店:パッションワイン 小仲酒店 (http:/www.passion-wine.com/)
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ネットビジネスを始める経緯
1996年、店の売上が減りだしたことに危機感を感じた小仲律子さんが、「多少は商売が楽になるのでは」という気持ちからインターネットの導入を思いついた。「ゼロからのスタートではなく、店があったので取り組みやすかった」と言うように、店を基盤としていたため、インターネット導入にそれほど無理は無かった。
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会社の状況・規模
京都の個人酒店。実店舗では、まさにワインショップにふさわしいワインの数々とワイン関係のPOPが目に入る。
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過去数年の売上高の推移
平成11年:約7,000万円(これしかわかりませんでした)
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何を売っているのか
フランスワインを中心としてイタリア、ドイツ、カリフォルニアなど約1,200種類。初心者から愛好家まで幅広い客層を満足させると自負する品揃えになっている。
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どのようなサービスを提供しているのか
このHPでは、ワインリスト以外に、今月のおすすめ、バーゲンの案内、ワインと音楽、ワイン講座、といったワインに直接関係する楽しいコーナーがふんだんに用意されている。
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ネットで売るメリットは?・実店舗との違いは?
個人事業なので、今までは店舗だけで販売していたが、ネットで売ることにより顧客は近所から全国に広がり売上を伸ばすことができる。また、商品は店の仕入と一緒に発注できるので、ネットで売る分の在庫を作らずに済む。
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このショップの工夫/独創点
インターネットショップによるマーケティングにあわせて、ワイン会を開催しワインの知識を習得できる場の提供をしている。映画や小説に出てくるワインの話をHPに掲載。ワインという商品の特性を活かし、ワインの楽しさを共有すると同時に、さまざまなジャンルの人との交流の場の提供という役割も担っている。
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配達方法・代金支払方法
配達方法は不明。しかし、ワインが届いたとき、ワインがフランス語の新聞に包まれていてちょっと感動!?
決算方法は「代金引換決算」「銀行振り込み」「クレジットカード決済」の3つの方法がある。しかしクレジットカード決済の場合、個人情報保護とセキュリティの観点からあらかじめクレジットカードカード番号を電話またはファックスにて知らせなければならない。
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ネットショップのホームページ構成
通常の商品の紹介、販売ツールに加えて、ワインにまつわるうんちくをふんだんに盛り込んでいる。ワイン講座など。
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消費者が購入して商品が届くまでの流れ
店の仕入れと一緒に発注し、決済承認・振込が確認されたら発送。
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問題点と課題
問題点はサイトがシステム化されていないため、購買履歴は顧客管理面で活用されていない。お客様により密着したサービスの展開を心がけ、個々のニーズに対応した商品の提供にも重点を置いていくことが今後の課題。
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自分の意見
ワインのうんちくなど楽しめるコンテンツは豊富だけど、商品の検索が使いづらい。トップページから検索しやすくなればもっと使いやすいサイトになると思う。